日本以外の国ではいまだにびっくりするような不味いレストランがあります。
では彼らはわざと不味くしているのか?
実はそうではなくて、私は食べるとそれが不味いんです、でも現地の人はそれで満足してるんです。
それは私は日本で育ち、美味しいものを脳がもう記憶しているから、それと比較して不味いんです。
言い換えると彼らはこの味で満足して買ってもらえるのだからこれでいいと言うふうになります。
これが美味しさの線引きです。
みんながこのぐらいで満足してくれる、それで商売が成り立つ、ただそれだけの単純な事。
そこにもっと美味しいがやってくると、そこの場所全体がその味を覚えておいしさの線引きが上がるのです。
日本の中の美味しさの線引きはもう97点ぐらいになっています。
外の世界では30点のところがたくさんあります。
そして時代は進化して流通もよくなりました。
料理人が外の世界で勝負する環境は整ってます。
今回はそれをシェアしたかったです、
ありがとう!
