今日ロイヤー(弁護士)とバスターズのレストランのスペースの契約書についての最終のミーティングがあった。
話す前からなんとなく決まっていた。
このレストランのビルディングオーナーを信用することができない。
会った瞬間の嫌な感じは最後まで払拭できなかった。
彼の母親がこの交渉が始まった時に他界をし、悲しみに明け暮れていたのを知っていたので今は仕事の話を進めるべきではないと思い、一旦止めていた。そうして1ヶ月半経った頃にお客様からバスターズのレストランは別の人が使うことになったらしいと聞いた。
モヤモヤしながら彼の娘に聞いてみるとそれは違うと、交渉はあったらしいが彼らはお金が作れずに諦めたらしい。
だけどここで私は大きな不信感をいだいた。
私が最初の取引相手じゃないの?
なんだそれ?私を置いといて別と交渉して契約寸前まで行ったってこと?
とてもじゃないが信用ができない、そもそも私は信用だけでこのアメリカでビジネスしてきた。それはここの人々の温かいハートのおかげだ。
そして渡された契約書。
その内容を弁護士はあなたにとってとても不利な内容だと教えてくれた。
そしてさっき決めた。
私はここのオーナーの為に私の時間を使いたくない、私は私の好きな人々の為に私の時間を使いたい。お金も時間も無駄にするとはこういうことだ。
非常に失望している、自分自身に。
一体私はどれだけ足踏みしていればいいのだろう。日本酒のブリュワリーもなかなか先が見えない。レストランの方も今回またオジャンになった。正直心が真っ二つに折れている。
先日一緒にイベントをしたフレンチレストランの女性シェフは私に言ったこと。
「待てばいい。待つというのは衰退じゃない。あなたがあなたの本当の場所を受け入れる次の準備をする時間だ」「それは必ずくるし、そこを愛せる」「あなたが愛せる場所でなければくつうになっていしまう、シェフの人生は大変だからあなたの心が愛せないと辛くなる、だから待てばいい、私は6年待ったよ」
私はすごく何かに急いでいる。
また元に戻ったか。自分への失望感でいっぱいだ。
一旦ステップバックして、また頑張ろう。
まだ終わってない、俺の心は諦めてない。