日々の仕事のルーティーンの中に業者への発注があります。
日々の営業で忙しかったり暇だったりのアップダウンを調整しながら細かいオーダーの上げ下げは小さなレストランではとても大事な作業の一つです。

日本のホテルで働いていた時は意識してなかったですが、日本の飲食を支えているフードベンダーや市場はとても素晴らしいです
毎朝必ず配達してくれて、ほぼ平日は配達してくれて、そしていつも新鮮、
当たり前のようですがそれが素晴らしいんです。
「毎回」おんなじように配達してくれて安心してクオリティーを任せれる。

アメリカはというと、
1週間に2回配達で、配達時間はまちまち、来た段階で腐ってる、新鮮では無い。
返品等の対応も最低
しかもミニマムオーダーが$500ドル以上からとか$1000ドルとか
小さなところはまず買えない

これがアメリカの飲食業を支えているので、いつまで経っても地方のレストランビジネスは変わらずに、レベルも低いのですよね。
技術を持った人がアメリカに来てもこれが原因で成功するにが難しかったりします。
なので食材を信頼して任せれるベンダーを見つけることが最大にして1番の課題です。
アメリカは広いので農家も大規模農家なので産地が限られているのが原因で
遠いところから運ぶので新鮮ではないのです
地元のローカルのファーマーと繋がってそこから買うのが私のしている事です。
値段はとても高いですが、新鮮で地元と繋がることができて、お金も地元に流れるのでローカルに大きく貢献できます。
最近はお願いして日本の野菜を作ってもらっているので料理の幅も広がって大満足です。
サプライチェーンはとても大事です。
それを支えるという意識を持つ事が日本のようなサプライチェーンを作り上げて全体のレベルの向上に繋がると強く信じています。
ありがとう!
