なぜ高い金払って調理学校でてもほぼ全ての人が辞めるのか?
それは3年もするとこの仕事の本質が見えてしまうのです。
そうですこの調理人という仕事は二つの道しかないんです、
自分でやるか(経営者or個人事業)
サラリーマンになるか。(誰かに雇われてお金もらう)
これは調理人に限った事ではなくほぼ全ての仕事がこの2つに入ると思います。
初めはみんな後者、そして安月給で長時間働かされて、貴重な20代前後の時間を奪われる。
町場の小さなレストラン経営者は都合のいい調理学校出身の少し技術もあり、中長期働いてくれる人材が確保できる。
調理学校は金もらって就職先斡旋をしてどちらにもいい顔できる。
そのビジネスプランにただハマってるだけなんです。なので町場の小さなレストランに就職した人はほぼやめます。
学校給食などの仕事に再就職する人が多いいです。学校給食なら管理栄養士がメニューを作ってそれを言われた通り作ればいいだけなのと時間が決まってるので普通のサラリーマンと同じような生活ができる。
だけどもホテルなら、たくさんの人が働いているので、突然休もうが、休職しようがはっきりいって関係ない、自分の仲間との旅行だって休める。各ポジションで仕事が分かれてるので1年経ったら次のこのポジション、次はここみたいに、どんどん変わっていくしそれぞれで内容は違うし上司も変わるから飽きずにすみます。そしてこのホテルに就職できるのは枠がすごく少ないという事。
なのでホテル以外の人は経営者の都合のいいように使われてボロボロになって辞めていくのです。
ではこの仕事でキラキラと光っていくにはどうするのか?
私なりに出てきた答えを次回はなします。
経営者になっても地獄からは抜け出せないですからね!だって料理人は料理の勉強してるけど、経営の世界では経営のスペシャリストがいろんなジャンルで成功していてその中の飲食業に経営者として参加して、そんなプロ経営者の中でどうやって経営のこともろくに考えてこなかった経営の素人が勝てるというのでしょうか?
美味しいご飯作れば売れる、そんな時代は1990年代に滅びてます。
なんか時々、原価で提供してますとかいうアホな事言ってるオーナーシェフいるけど、頭狂ってるんじゃ無いかと思いますね。
戦略もなしに、自分たちの暮らしと飯の心配だけクリアできればいいという頭の悪いオーナーシェフになると先の未来は地獄まっしぐらです。
では次回。
読んでくれてありがとう!
